WordPressの欠点の一つにサーバー上でしか動かせないことがあります。
テーマをカスタマイズしたり、自作するのにレンタルサーバーのWordPressを使っていては、
何か一つ失敗しただけでブログが真っ白!なんて事もあり得ます。
また、WordPressを触ってみたいけど、サーバーを借りるのはちょっと…という人もいるかと思います。
そんな時に役に立つのが「Bitnami」です!
BitnamiがあればPC上でWordPressをカスタマイズすることが可能です。
そんなBitnamiをインストールから日本語化までを解説していきます。
ローカルでWordPressをカスタマイズしよう!
WordPressをカスタマイズするには、通常はサーバーを借りてインストールしてテーマやプラグインを入れてカスタマイズしていきます。
しかし、カスタマイズ途中では表示が崩れた状態もweb上に晒すことになります。
そこでローカル環境でWordPressを運用することで、人目に触れることなく作業出来るので好きなだけWordPressをいじり倒すことが出来ます。
カスタマイズ専用WordPressを作ってしまえる訳です。
Bitnamiインストール
簡単インストール
インストールは全て英語ですが、指示に従っていけば簡単に出来ます。
この右側、「LOCAL INSTALL」の下にインストーラーがあります。
ファイルが二つありますが、下はサブドメイン形式で一つのBitnamiで複数のサイトを作ることが出来ます。
しかし、ポート番号「80」がすでに使われていると、インストールが出来ません。
その場合は上の、一つのサイトを作るタイプをダウンロードして下さい。
少し手順は面倒ですが、上のタイプでも複数サイトを構築することは可能です。
ダウンロードしたインストーラーを起動してインストールします。
ウィルス対策ソフトが動いているとインストールの邪魔になることがあるようなので、インストールの際は無効化しておきましょう。
基本的には初期設定のまま進めます。
少しすると、名前入力欄が出てきます。
名前とメールアドレスは適当でOK。
「Login」はログインIDになります。
ログインIDとパスワードはログインに必要なので記録しておいて下さい。
ポート番号入力画面です。
初期状態では「80」ですが、すでに使われている場合、別の番号を使います。
今回は「81」にしました。
メールサポートはチェックしなくて大丈夫。
クラウドも未チェックで進めます。
そのまま進めるとインストールが始まります。
インストールは5分ほど時間がかかるので、ゆっくり待ちましょう。
インストール終了と起動
インストールが終わると次の画面が出てきます。
このまま「Finish」を押せばBitnamiが起動します。
コントロール画面がこちら。
同時にブラウザにスタート画面が表示されます。
表示されない場合はコントロール画面の「Go to Application」をクリック。
スタート画面です。
「Access WordPress」をクリックすると
超シンプルな初期画面が出ました。
きちんと起動出来たようです。
日本語化の手順
右下に「Log in」があるはずなので、そこからログインしてみましょう。
先ほどのユーザーIDとパスワードを入力します。
ダッシュボードが表示されますが、全て英語表記です。
ダッシュボードの左側の「Settings」→「General」と進み、
一番下の「Site Language」から日本語を選べば問題無く日本語になるのですが、
BitnamiからダウンロードしたWordPressが本物と同じものか分かりません。
そこで、公式のWordPress日本語版をダウンロードして、中身をそっくり入れ替えてしまうことにします。
WordPress日本語ローカルサイトから、WordPress日本語版をダウンロードします。
ダウンロードしたら、解凍。
今度はBitnamiの変更です。
コントロールパネルから「Open Application Folder」をクリック。
「apps」→「wordpress」→「htdocs」と進みます。
ずらっとファイルが並んでいますが、「wp-config.php」というファイルを残して全て削除します。
これを
こう。
そして、先ほど解凍した日本語版WordPressの中身を全てこのフォルダ内に移動させます。
日本語になっているか確かめましょう。
コントロールパネルから「Go to Application」を選択します。
…変化が小さくて分かりづらいですが、日本語化に成功しています。
ログインしてみると
きちんと日本語になっていますね。
これでBitnamiの導入は完了です。
お疲れ様でした。